ベッドフレームの品質・衛生・安全面に配慮した
『フレーム環境基準』を制定

 
 

全日本ベッド工業会では、この度、ベッドフレーム製品の品質・衛生および安全面に配慮した「フレーム環境基準」を制定しました。 今後、同基準に適合する製品には認定マーク (環境マークとして商標登録済み) を表示します。

今回制定した「フレーム環境基準」は、安心してベッドフレームを使用していただくことを目的に、品質及び安全面 (強度を含む) に配慮していることを証明するものです。
全日本ベッド工業会では、すでにマットレス製品に関する「マットレス環境基準」を制定(上記)し、適合製品は、「衛生マットレス」として市場に提供していますが、新たに『フレーム環境基準』を制定することで、全日本ベッド工業会会員各社の提供する製品が、マットレス・フレーム共に品質・衛生および安全面に配慮した製品であることを証明することになりました。

 
    フレーム環境基準の概要  
 

  ○木質材・接着材・塗料等に関する、遊離ホルムアルデヒドの放散量の規制
  ○木質材・木材にクロルピリオス含有物質を使用していない
  ○ウレタンフォームの発泡剤に、オゾン層を破壊する物質を使用していない
  ○フレーム(含床板、ボトム) ・木質材等の材料については、J I S S1102 (住
    宅用普通ベッド)に規定する強度を満足させている
   ○保証期間を「2年間」とした保証書を添付している

 
衛生マットレスとは…
衛生マットレスは全日本ベッド工業会で定めた「マットレスの環境基準」〔“ホルマリン溶出量”や“抗菌防臭加工”や厳選された材料(フェルト類は未利用繊維使用、「ウレタンフォームの発泡剤」にはオゾン層破壊の物質を含まない)などの厳しい基準〕をクリアしたマットレスにのみ付けられている安心のマークです。
  マットレス選びはこのマークから。
衛生マットレス 誰もが、毎日使うマットレス。しかし、外からはマットレスの中が見えません。寝心地と共にマットレスの中身にもこだわってほしい…。 ホルムアルデヒド溶出量の基準を満たし、抗菌・防臭加工を施した材料の使用等、「グリーン購入法」の基準に基いた材料を使用した衛生と環境に配慮した『衛生マットレス』。
全日本ベッド工業会が自信をもっておすすめします。
 
衛生マットレスは環境省の環境ラベル等データペース
(環境物品を選ぶ際に参考となる情報源一覧)に登録されています。
http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/a04_20.html
 
 
衛生マットレスのQ&A
 
Q1 衛生マークは何を対象としているのですか?
A 衛生マークは、消費者の皆様が、衛生に配慮したマットレスとして安心してお使いいただけるように、全日本ベッド工業会が設定した「マットレスの環境基準」に適合するマットレスにのみつけられています。
Q2 全日本ベッド工業会の「環境基準」とは何ですか?
A a ):「ホルムアルデヒド」は溶出量を定めています。これは厚生省;令34号大人用下着基準に準じています。
b ):「抗菌防臭」は、静菌活性値が2.2以上とし、これは繊維製品新機能評価協議会の抗菌防臭加工基準に準じています。
材料のフェルトは未利用繊維を使用し、ウレタンフォームの発泡材にオゾン層破壊物質等を含まないなどの厳しい基準となっています。
Q3 「ホルムアルデヒド(ホルマリン)」とは何ですか?
A ホルムアルデヒド(ホルマリン)は無色透明の刺激臭のある気体で、且つ大気汚染防止法の自主規制対象の有害物質とされており、めまい、頭痛などの原因となります。主に合成樹脂材に含まれますが、他にも接着剤、繊維、紙の樹脂加工、染料、殺虫剤、防腐材、ゴム製品など広い範囲で使用されています。
Q4 「抗菌防臭」とは何ですか?
A 汗をかいた時などに出るいやな臭いは、身に着けている衣服や皮膚に棲息している菌が増殖することが原因です。菌はこの汗や汚れを栄養源にして増殖し、そのとき分解したものがいやな臭いの原因といわれています。「抗菌防臭加工」とは、この菌の増殖を抑制し、防臭効果を示す加工の事です。
Q5 未利用繊維とは?
A 紡績時に発生する短繊維(リンター等)や衣料等の製造時に発生する裁断屑、廃品となった製品等を綿状に分解し再生利用したものです。
Q6 なぜ「マットレスのみ」となっているのですか?
A ベッドには、シングルクッションとダブルクッションがありますが、両方に共通するのは「マットレス」であり、且つマットレスは使用する場合、シーツ類を通して間接的に、身体に触れるものです。そこで、工業会としましては、最初にマットレスに対する「環境基準」を設定しました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  シンボルマーク (環境マーク) については、環境にやさしくというテーマで、木の葉と水滴と空気をイメージした爽やかで見やすいマークにしました。
会員各社では認定マークを貼付した適合製品を市場に提供するための準備を進めており、今後、消費者の皆様に幅広い認知普及を行っていきます。
 
 
  シンボルマーク (環境マーク)
 
 

  
   このマークが安全の目印です

 

 
   
  なぜ「フレーム環境基準」が必要なのですか?  
市場では輸入品を含む多くの商品が販売されています。一見したところでは、ほとんど差がわかりませんが、使用している材料の安全性への配慮不足や強度不足が見受けられます。 全日本ベッド工業会では、品質・安全・環境に一定の基準を設けお客様が安心して購入できるようにいたしました。
環境と安全に配慮した「フレーム」とは何ですか?

お客様に安心して使用していただけるように、「品質」と「安全」と「環境」に配慮した全日本ベッド工業会独自の製品の仕様?基準( ※1)を満たしたマットレスをのせている台の部分のことをいいます。木製が主体ですが、デザインによっては布張り・革張り・スチール製のものもあります。
   ※1内容としては、ホルムアルデヒドの放散量・環境・JISの強度基準
     などに配慮された材料・部品を使用しています。

ホルムアルデヒド低減商品の材料はどのように確認しているのですか?
ホルムアルデヒド低減商品に使用している木質材料、ウレタンフォーム、布地、塗料、接着剤について、全日本ベッド工業会加盟製造業者から、それぞれの使用材料について材料メーカーあるいは試験機関による材料の証明書を全日本ベッド工業会へ提出し、全日本ベッド工業会がフレーム環境基準を満足しているかどうかを確認しています。
  環境問題を考慮した材料とはどんな材料を使用しているのですか?  
  フレームに使用されるウレタンフォームは、発泡剤にオゾン層を破壊する物質(フロン)を使用しないものを使用し、地球の温暖化防止に配慮しています。また、主要部位に使用される紙は、古紙配合比率50%以上のものを使用し、木材資源の再利用について配慮しています。  
  安全面に配慮したフレームは、どのような配慮がされているのですか?  
 

フレームの安全面の配慮には、木質材の薬剤処理による人体への安全性と使用時の強度について配慮しています。
木質材の薬剤処理による人体への安全性では、フレームに使用する木質材無垢材に有害物質のクロルピリホス(※1) 含有物質を使用しない材料を使用しています。
使用時の強度では、ヘッドボード ・フットボード・ 脚部の強度、サイドフレームの強度、床板の強度、ボトム(ダブルクッションタイプ (※2) )の強度の各々について、JIS S1102(住宅用普通ベッド)に規定される性能基準を満足するものとなっています。
  ※1シックハウス症候群を引き起こす原因物質の一つといわれています。
  ※2ボトムについては、JIS S1102に規定する「マットレスの耐久性」の8万回
     加圧で実用上支障のある欠点の生じないものと決めてあります。